Sunday, September 28, 2008

ことわざの紹介

1. ことわざ:「塞翁が馬」 

2. 読み方:「さいおうがうま」

3. 意味:

そのまま:人生じんせいの幸しあわせも不幸ふしあわせも予想よそうがつかないことを言いいます。

自分の言葉で言い換え:

  今日紹介したいことわざは「塞翁が馬」で、中国から来た古い戒め言葉だそうです。中国の古書によると、昔、辺境の塞(とりで)近くに住む賢い翁(男の老人)が一人ありました。いつか老人の馬が逃げてしまって、人々が悲しがったかえって、翁は「これが良い事になるかもしれない」と言いました。後日その馬が他のいい馬を連れて帰ったので、人々が喜ぶと 翁は今度は「なにか悪い事が起こるかもしれない」と言いました。果たして不幸な事に翁の息子が落馬し足が悪くなってしまって、翁はまたまた「何か良い事があるかもしれない」と言いました。何と今度は戦争が起こり、健康な若者はみな兵士へと連れて行かれましたが、翁の息子は足の悪いことが幸いして徴兵を免れたという故事だそうです。

  一方は難しいことに対した時、普通の人は不幸せな人生と思っていて、意気が消沈して、もう一方は幸せことに対した時、人はいつも嬉しすぎから、他の大切なことは忘れてしまいました。だから、「塞翁が馬」ということわざは人生の幸せも不幸せも予想がつかないという意味であります。また、そのことわざの使い方は二つです。一方は悲しい人を慰めるためにそのことわざを使えて、もう一方は人は得意顔をしたら、塞翁が馬と言って、戒めるための意味があります。

  教科書によると、ことわざはよく理解して適切に使えば、聞く人がなるほどと思うだそうです。私もそう思います。大変なことにあった時、友達が塞翁が馬と言って、気持ちがよくなりましたねえ。

他の言語のことわざ

  中国の原典通して、「塞翁が馬」ということわざは中国で「塞翁失馬,焉知非福」で、たいてい意味は同じだそうです。英語のことわざでは、そんな意味の言葉があるかどうかわかりません。今検索したら、A blessing in disguiseというのがあるそうですが、話す時、あまり聞いていません。

4 comments:

Mr. 2 said...

リンさんの説明は非常に詳しいですね。「塞翁が馬」の使い方が分かるけど、このことわざの源が忘れちゃった。この塞翁、本当にとても知恵がありますね。

Luke said...

Shing-Ting Lin さんの諺が大好き。特に、その諺の話しが好き。この前その話し聞いた事がありましたがどこからまた誰から聞いたかちょっと忘れた。英語の「All that glitters is not gold」という諺はちょっと同じ意味ですね。ですが「All that glitters is not gold」は塞翁の馬の意味の一つの側だけ表すと思う。英語の諺じゃないけど、「All that is gold does not glitter」を加えると塞翁の馬という諺の完全な意味になるかもしれない。

Hiroshi said...

とても詳しく説明しましたね。細かく詳しく説明できるというのは上級のレベルだという証拠ですね。

Lukeさんが
>「All that glitters is not gold」は塞翁の馬の意味の一つの側だけ表すと思う。英語の諺じゃないけど、「All that is gold does not glitter」を加えると塞翁の馬という諺の完全な意味になるかもしれない。
と言っていましたが、それはまさにそうですね。ちょっと感心しました。

Shing-Ting Lin said...

>陳さん:
陳さんに褒めてもらって、ありがとうございます。私は中学校の時そのことわざはの典拠はじめで聞いて、とても好きだから、今詳しい内容を覚えています。

>Lukeさん:
Lukeさんの意見はとてもいい意見ですね。「All that glitters is not gold」確実に塞翁が馬の意味の一つの側だけ表しています。私も英語の意味を習ってもらって、助かりましたね。

>hiroshiさん:
先生に褒めていただいて、本当にありがとございます。私はもっと頑張って、日本語が上手になりたい思います。